働き方改革というテイの良い人件費カット

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2017-06-10 07:26:27

カテゴリー:日本経済

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働き方改革と聞いてワクワクするサラリーマンはいないのではないだろうか。
 
働き方改革をしようとしても、末端のサラリーマンではどうにもできない。
就業規則で縛られ、行動は管理職に管理される身。
「働き方改革しますので、今日は家で仕事をします」
 
なんていうことは通用しない。
平社員は、基本的に働き方の自由はない。
 
今日、どの企業でも働き方改革がとなえられてはいるが、
 
働き方改革=残業を減らす
 
と勘違いしているように思える。
 
 
もちろん、
寝る時間もとれないくらい働かさせている人が、
労働時間を減らして、体を休めることは大切だと思う。
電通で社員が自殺したことが話題になったが、
睡眠時間もろくにとれずモーレツに働かざるをえない労働環境を
改善させるには、残業時間の強制的な削減は有効かもしれない。
 
しかし、ただ残業時間を減らすことイコール
働き方改革というのは違和感を感じざるを得ない。
 
働き方を改めることで、
従業員の生産性が上がった結果
残業が減る
 
のであって
 
残業を減らすから
人件費が削減されて
企業の生産性があがる
 
のではない。
 
 
従業員目線で、
従業員の生産性を上げるのが前者で
 
企業の利益目線で
従業員をひたすらこき使って
企業の生産性を上げるのが後者。
 
 
どうも働き方改革が企業の利益目線で
語られることが多いと感じるのだ。
 
 
経営者はまず、残業を削減する前に、
そもそも経営目標・日常のルーチンが
残業なしで達成可能な目標なのか検証する必要があるのではないか。
 
残業ありきで積み上げられた過去の業績を
突然残業なしで積上げろと言われても
現場は混乱する。
 
「どうやってやればいいのでしょうか?」
と現場が問うと
「それを考えるのがお前たちの仕事だ!」
なんていうやりとりが聞こえてきそうだ。
 
 
そもそも、なぜ働き方改革が必要なのだろう。
 
私は、ライフスタイルや価値観の多様化が背景にあるのではないかと思う。
 
バブル時代まで、
日本が右肩上がりの成長を続けてこれた時代までは
 
結婚して、奥さんは善行主婦で家庭を守り、旦那が一人働く
 
というのが一般的な幸せな家庭のモデルだったと思う。
 
 
今や共働きは普通、結婚しない人もいれば、離婚して子供を育てる人もいる。
昼夜問わず働きたい人、仕事よりもプライベートを充実させたい人、
出世したい人、出世は望まない人、
価値観は多様化しているし、
結婚すらお金がかかるし簡単には出来ない。
 
ライフスタイルはそれぞれの家庭の事情もある。
 
 
人口減少していく日本で、
画一的な働き方では企業は人材を繋ぎ止められないというのが
背景にあるのだろう。
 
そうした背景を考慮しないで、
働き方改革と言われても、
サービス残業を無理強いする大義名分としか思えないのである。
 
 
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